for Windows

  • JNetRenderはMayaのネットワークレンダリングを管理するWindows用ソフトウェアです。(他の3Dソフトウェアやアフターエフェクツ等のレンダリングジョブにも対応予定。)

  • LANに繋がれたマシンのCPUパワーが常に最大限利用されるようにレンダリングジョブを管理します。ネットワーク内にアイドリング状態のCPUを残しません。

  • クライアント/サーバー方式で動作し、ネットワーク内の通常ひとつのコントローラが複数のユーザーからのジョブを一元管理します。(コントローラを複数台配置してレンダーノードを排他的に登録することにより、単一のネットワーク内に複数のレンダーファームを構築することも可能です。

  • JNetRenderはWindowsサービスとして動作します。ユーザーがログオンしている必要はありません。

  • CPUの空き状況に応じて、レンダリング中のジョブに対してもCPUの数を動的に調整します。

  • マルチユーザー環境でのジョブを管理するように設計されています。

  • レンダリングに参加するノードを動的に接続、シャットダウンすることが出来ます。レンダリング可能なマシンが起動すると即座にそのマシンのCPUがレンダリングに参加します。

  • レンダリング時のパラメータをGUIから設定可能。レンダリングプロセスの標準出力もGUIから確認することが出来ます。

  • 管理可能なレンダーノードの数は無制限です。(ライセンスの種類によっては上限が設定されます。)

  • レンダーノードの登録の際ブロードキャストアドレスを指定することが出来ます。個々のマシンのIPアドレスを登録する必要がありません。
 

履歴:

2003/3/20 version1.23アップデート
  • 最後に登録したキューの設定のいくつかは次回のキュー登録時にデフォルトとして保存されるように変更。

  • レゾリューション設定の欄に項目追加。
2003/1/28 アクセス許可に追加するアカウントの種類を変更しました。こちら
  • NETWORK->ANONYMOUS LOGONに変更されました
2003/1/22 version1.22アップデート
  • 特定のネットワークドライブ環境の下でJNRClientが落ちてしまう不具合を修正
    レンダリング開始時にClient側でMAYA_APP_DIRに関するエラーメッセージウィンドウが開いてしまう場合は、使用するネットワークドライブが切断状態になっていないか一度確認してください。
2002/12/14 version1.20version1.21アップデート
  • 既にイメージが存在する場合は上書きしないオプション追加
  • 開放するCPUの数を減らしたときに、そのマシンで既に走っているプロセスを切るかどうか選択可能
  • ジョブごとに最低限確保するCPU数の設定が可能
    CPU数を設定されたジョブはpreemptive jobとして登録され、設定値の範囲内で確保できる限りのCPUを優先的に確保します。一度確保されたCPUはジョブ終了時まで他のジョブによってCPUを奪われることがありません。
2002/12/09 version1.11アップデート
  • ディスパッチングに関連したバグを修正
2002/12/04 version1.10アップデート
  • シーンファイル、プロジェクト、出力先それぞれのパスがUNC表記に変換されなくなりました。ドライブ名から始まるパスがそのまま使用出来るようになりました。

  • シーンファイル中のテクスチャファイルやリファレンスファイル等のパスがUNC表記でなくてもリモートのマシンで正しく認識出来るように修正

  • 上記の変更に応じセットアップの手順が一部変更になりました。
    使用する際には必ず御覧ください。
    こちら
2002/12/03 version1.04アップデート
  • version1.02の不具合を修正
  • Viewerを複数起動時にキューリストの更新が重複してしまう問題を修正
2002/11/17 version1.02アップデート
  • キューにログが溜まっているとViewerの再起動に時間がかかってしまう問題を修正
2002/11/05 version1.01アップデート
  • Quality設定タブにプリセットを追加
  • mayabatchコマンドが見つからないときにエラーを表示
  • JNRViewerを再起動するとレンダリングログが消えてしまう問題を修正
  • 試用版でのタイムレンジ設定制限を排除
2002/10/29 version1.0 リリース



動作要件:

  • Windows2000, WindowsXP (NTでは動作確認されていません。)
  • Javaのランタイム環境(JRE1.4.0)が必要。(ソフトウェアにバンドルされています。)
  • Maya4.0で動作確認しています。

JNetRenderは下の3つのコンポーネントから構成されます。
それぞれのコンポーネントを別々のマシンにインストールする必要はありません。
一台のマシンに任意の組み合わせでコンポーネントをインストールすることが出来ます。


JNRコントローラ

複数のユーザーからの全てのレンダリングジョブと、レンダリングに使用するノードを一括管理するアプリケーションです。通常ネットワーク内の一台のマシンにJNRコントローラをインストールします。JNRコントローラはWindowsサービスプログラムとしてバックグラウンドで動作します。これにより、誰かがそのマシンにログオンしているいないに関わらずマシンが起動している間、常に動作させることが出来ます。

JNR
コントローラはユーザーからのジョブを受け取ってキューリストに登録し、空いているノードのCPUをそれらのジョブに分配して割り当てます。ノードがジョブに割り当てられると、コントローラはそのノードのJNRレンダークライアントに対してレンダーコマンドを発行します。

既に実行中のレンダリングジョブに対してもCPUが空き次第、後からそのジョブに対してCPUを追加してゆきます。


JNRレンダークライアント

Mayaレンダリングを走らせる全てのマシンにインストールします。JNRレンダークライアントはWindowsサービスプログラムとしてインストールします。そのマシンが起動している限り、常にバックグラウンドで動作します。

JNRレンダークライアントはJNRコントローラからレンダリングコマンドを受け取り実際にそのマシンでMayaのレンダリングを走らせ、その出力をJNRコントローラに報告します。


JNRビューア

JNRビューアはユーザーが実際に操作するフロントエンドアプリケーションです。各ユーザーのマシンにインストールして使用します。

JNRビューアは現在処理を待っている全ユーザーのジョブの一覧と登録されているレンダーノードの一覧からなります。
ユーザーによる主な操作は以下のようなものになります。

  • 使用するコントローラの指定。
  • ジョブの発行、開始、停止、削除。
  • レンダーノードの追加。
  • ローカルマシンのCPUをいくつレンダーファームに開放するか設定。これによりユーザーは自分のマシンに限って、他のユーザーによるCPUの使用を制限することが出来ます。